南アフリカ共和国 ムジ・ンコシさん 偉大な障害者リーダーの旅立ち
2018年03月29日 国際協力/海外活動
DPI日本会議が南アフリカ共和国で行っているプロジェクト(JICA草の根技術協力事業)の現地調整員として、長年共に活動していたソウェトILCのマネージャー、ムジ・ンコシ(Mr. Muzi Michael Patrick Nkosi)さんが、脳梗塞のため2018年2月25日(日)午前7時頃、ヨハネスブルグ市南部のネットケア・マルバートン病院で亡くなりました。55歳でした。
ムジさんを慕う多くの方々が葬儀に参列しました。
生前のご厚意に感謝し、故人のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。
ムジさんは高校時代に銃で撃たれ、障害者になりました。大家族で家は貧しく、母親がスプーンに入れた砂糖を熱し、茶色になったものをレモンティーと言って飲ませてくれたそうです。自分は家族の重荷と感じる生活の中、サポートグループと出会い、その後、多くの仲間とともに障害者運動を推進しました。
ムジさんの生涯については、南アフリカ共和国に駐在している宮本泰輔プロジェクトマネージャーのブログに掲載されています。是非、ご一読下さい。
宮本泰輔プロジェクトマネージャーの活動報告:(南アフリカ+タイ)×障害